会ってきた

外泊あけのじゅんちゃんに会ってきた。会っていきなり、今日は夫婦げんかしとらんか?とじゅんちゃんに言われた。
はい。今日はけんかしとりません。この前じゅんちゃんに会ったのは、娘をセントレアに迎えに行く直前に、披露宴終わりのおやじを迎えにいく時だった。
それを思い起こし、
「だって、約束破りだもん。」
「おまえ、それが男ってもんだ。お前、あの時絶対喧嘩になとっとたやろ。」と言われ、その場で酔っぱらいおやじに怒りをぶちまけていたいた私をじゅんちゃんは知っていたのだと、今日を知った。
あの後、実は反省してしてたの、と招待主のじゅんちゃんに言い訳をした。*1と、外泊がえりのじゅんちゃんと肩を並べながらごめんなさいの気持ちをこめて話をした。
今日のじゅんちゃんは、元気そうだった。発する声は力がないかもしれないけど、いつものじゅんちゃんと私の感じで会って来れた。
よっぱではなかったので、頭をぺしぺししてこれなかったけど、腹水が溜まりすぎて横綱のようなお腹を、
「じゅんちゃん、おなかさわってもいい?」
「おお、ええぞ。押しても平気だぞ。」
という、腹水が溜まってパジャマのボタンがはち切れそうなお腹を撫でてきた。
「なでてると、水が蒸発してくといいね。」などどいいながら。
今日会ってきたじゅんちゃんはいつものじゅんちゃんだった。
できる限り長い間そんなじゅんちゃんと私でいたい。そう、できる限り長い将来。

*1:披露宴後のおやじといっしょに台湾がえりの娘をセントレアに迎えにいく約束だったのに、あまりにもなよっぱらいおやじはその場へ置いてきた