本気でやる

役者ってなんとかごっこを本気でやるんだよね。とかなんとか、昨夜の番組で市村正親さんが言っていた。そんな息子の演じた舞台や映画のポスターを部屋の壁に全部はってある市村さんのお母さん。その中に『ホテルビーナス』があって、剛ファンとして、恥ずかしくて申し訳ない気分になってしまった。あんな映画でもちゃんと演じてくれてた市村さんがもったいなくって。
ロミジュリの地方公演の合間に、市村さんの舞台稽古を見に行っていた藤原(なんで呼び捨て?)が、舞台に立つのがなぜか分からないけどとても怖いと言う。
ごっこを本気でやるんだよ、そしていざ幕が開いたら自分が楽しむ事だよ、ってご自分が世界的に有名な外国の演出家さんに言われたと、藤原にアドバイスをしていた。
英語教室で自分の気持ちが躓いた時のことを思って、それは役者だけではなくて誰にでも言える事なんだなと思った。準備をちゃんとするのは当たり前。でも自分が楽しまなくちゃ相手に伝えたい事は絶対伝わらないと思う。
そんな気持ちをいつもよりたくさん持って今日の英語教室をやってみた(つもり)。これだけは伝えたいという事が伝わったと思う。ちょっとした充実感が嬉しい。