さすが。

うちの大学は百万遍って言う交差点に面した石垣があるんですけれどね。
なんかね、そこの上に最近人が住み始めたんですよ。鉄パイプでやぐら組んで中にコタツ置いて座ってるんです。時にはギターかき鳴らしてライブとかしてるんですよ。
どうしてこんなことしている人がいるかって言いますと。

京都大(京都市左京区)が、百万遍交差点に面した吉田キャンパスの石垣を撤去して歩道を広げ、ベンチや樹木を配置する計画を進めている。歩行者の安全確保が主な理由だが、同交差点の石垣は京大の学生を中心に学園祭やクラブ活動などの多彩な立て看板が並ぶことで知られ、学生から「立て看の排除が狙いだ」と反発の声も上がっている。
 京大の「キャンパスアメニティ計画」案によると、同キャンパス北西門から百万遍交差点まで約50メートルにわたって石垣部分を削り、歩道を数メートル拡幅してベンチなどを整備する。北西門から学内に入る通路は狭く危険なため、拡幅して歩行者用と車用とに分離する計画で、石垣の撤去はその一環という。
 計画は大学の交通委員会で決定し、9月末に各学部の学生自治会などに示された。東山紘久副学長は「目的は歩行者の安全とバリアフリー化。詳細はまだ変更がありうるが、関係者が納得したら早ければ年度内の完成を目指したい」と話す。
 全国の大学では私大を中心に、景観維持の観点から立て看板を撤去したり一定の鉄枠にはめるよう規制する動きが進んでいる。一方、同交差点のにぎやかな立て看板は「学生の街」の名物として知られ、特に石垣は四方から見える一等地だった。
 軽音楽サークルに所属する学生は「イベントの告知に使っていた。立て看は社会に発信するツールなのに」。農学部自治会の学生も「学生に相談せず勝手に決めることは問題」と憤る。一方、東山副学長は「安全性が確保されれば、立て看を禁止しようとは思っていない」と強調している。
京都新聞) - 10月6日9時40分更新

という大学側の意向に反対しているわけなんですね。けれど実際問題石垣が壊されることに大部分の学生は無関心なわけで、みんなで「なんだあれ」って言っているだけなのがちょっとかわいそうな気もします。
なんだか学生闘争時代の遺物って感じなんですけれど、いちおうこれがわが大学の特色ってとこでしょう。東の最高学府の頂点(ま、某東大です)との最大の違いとしてきょうちょうしときたいところなんでしょうね。私は生ぬるく経緯を見守って行きたいと思います。
あ、そうそう上の記事にも出ていた東山副学長ですが、この日とはかなりの急進派らしくていろいろと大学の変革を迫ってます。
その一つの政策として各サークルの部室の8時閉鎖(24時間制廃止)があるわけなんですが、これに対抗して学生が作った団体が先日私が星で引き継いだBOX連合ってわけです。
ちなみにこの副学長西部講堂の取り壊しも主張しているわけですが、これは私も断固反対であります。