先走り

おやじの叔父さんが入院したとの情報をおじいが畑で拾ってきた*1。これはもしかしたらなにやら覚悟をしなくちゃいけないのか…ととても心配になったので、おやじと二人で直接聞き行こうと叔父さんちへ行ってみた。
ちょうど叔父さんの奥さんが外にいたので声をかけた。
「もう何も食べられなくなって立ち上がるのも本当に面倒がるようになってきたので入院させて、名大病院へ転院準備をしている」と言う話だ。
点滴を入れるための血管の確保も難しいくらい血管が細くなってしまっているらしいが、どこがどう悪いのか原因が見つからないと、今まで聞いていた話と同じ話だった。
緊急に命に関わるということは全く無いらしい。とにかくどこがどうなって力が出ないのか、食事を食べられないのか、それを調べてもらって、少しでも元気に起きあがれるようになってもらうための入院らしい。
すわっ香典の準備か・・と、おじいはそうなって欲しくないことをあえて口に出して言うという性分を発揮していたが、そんな心配はしなくてもいい感触の話しぶりだった。
毎年お正月の2日には親戚一同大集合の大本の本家の叔父さんだ。
なんとか元気になってもらいたい。
私が顔を出すのを躊躇しているのは、声大きいし喋るとうるさいしよく食べるし飲むし。身体が弱ってる時に側にいられると、うるっさいだろうなぁ、と後からしか気づかないからだ。かえるさんの日記にあった『富士日記』の百合子さんが私と重なる。粗野だもんなぁ、私。

*1:叔父さんのこちら側ではない親戚がおじいの行く畑のご近所なので話を聞いてきた。本当に情報が畑に落ちていたわけではない