ぬか喜び?

平日は弁当持ちで畑へ行くことがあまりないのだが、たまに思い立ったようにタッパーにご飯を詰めておじいが畑へ行く時、私たち夫婦はお昼ご飯を外へ食べに行くことにいつの間にかなっている。
今朝もいつものようにおばあのところへお出かけして、帰宅後に畑へいくと言って、ご飯を詰め、夕べの残りの煮物などをお皿に載せて、お皿ごともってお出かけした、らしい。
そこで、私たちは急遽、制御不能な車のエアコンの修理に名鉄AUTOへ出かけることにした。
きっとエアコンを総取っ替えしなくてはならないだろうとの心づもり、つまりは10万円以上の出費を覚悟して出かけていったのだが、なんだか部品の交換だけで修理ができるらしい。本当か??の気持ちだったのだが、向こうがそう言ってるのだから、きっとそうなんだろう。車検は終わってしまって半年くらい経ってるのだが、部品にクレームという処理をして交換手数料の2,360円の支払いですんで、帰り道は冷えすぎ位に涼しい車内でほっくほくだった。
久しぶりにお好み焼きを食べに行って、再度エンジンをかけたら、熱風が……熱風がぶおんぶおんと吹き出し、まるでサウナ状態で二人して汗だくだくしながら帰ってきた。
すぐさま名鉄AUTOへ電話をする。早速代車をもって家へ車を取りに来てくれることになった。「左ハンドルでもいいですか?」と電話の向こうでおっしゃるが、以前もまっかなハードトップを借りたことがあるので、まぁ左は苦手だが(左ハンドルの所為で怪我させたこと数度)この際仕方がないので、「はぁ…まあ…」と返事をする。ということでその前に銀行へ行って用事を済ませてしまおうとすると、なんと、その時には車のエアコンは正常に作動して快適。だがもう遅い。エンジンをかける度にエアコンの調子が違うのは困るのだ。
3時頃に後藤くんが到着。「ちょっとお車の説明をしたいので」と家の中にいる私を外へと促す。おっかしいなぁ、いつもは車のキーを渡してそのまま車の入れ替えをしてお終いなのだがと、いぶかって駐車場へ行くと、
なんだぁ!!それは。そんな車持ってくるんじゃない!気軽にのれないじゃないか!とは、面と向かって言えなかったので、「え!!」とおもいきり驚いてみせた。
上の写真の黒がぴっかぴかひかりながら、そこにいた。後藤くんからエンジンのかけ方、止め方の説明をうけた後、「車をしまってみますか」ときたもんだ。
屋根が閉じていたのを、ボタン一つでオープンカーに、説明通りにエンジンをかけ、車をバックさせる。いつもの車とは全く感触のちがうステアリングとアクセル。まるで自動車学校の教官に誘導されるようにして、車を車庫へ収める。はぁーーー、これだけで疲れた。「たまたまこの車が空いていたので」とか「こんな機会はめったにありませんから」とか「パンフレットをお持ちしました」とか言い置いて後藤くんは帰っていった。
こんな時”自分は全然関係ないもんね”と本心とはまるで正反対の行動をしているおやじが、我慢できずに近寄ってきた。
ということで、オープンカーにして、ちょっと近所をドライブ(正味10分程度)してきた。Z4の値段が気になるようだ。修理費2千円程度の支払いで終わった今日だが、この後一体いくら支払うことになるのだろうか・・・。でもまだ今の車のローンが1年半くらい残ってるんだよ。
後藤くんにも言ったのだが、宝くじが3億円当たったら買えるよね。