その1

年末ラッキー賞の1万円を換金。よしっこれで『茶の味』の映画代を賄おうと、土曜日の午後から名古屋へお出かけ。(いやー本当は京都にいるはずだったんだけどなぁ)
いい映画だったわ。不思議だと思われる映像が奇天烈でなく自然に自分の中へ入ってくる。じんわり、じんわり、ほどよい湯加減の温泉に浸かっているような幸せ気分になり、くうさんの日記によくあふれるているところの愛が一杯一杯満ちている映画だった。
我修院達也演じるじいさんが死んだ時、家のおじいと重ね合わせてみて、家のおじいと私の関係も最期の時にはあんな風になれてるといいなぁって思った。
たまに?よく?時々?くっそじじぃ!って悪態尽きたくなるおじいなんだけど、お互いに底の方の気持ちは分かり合ってると思っている。
うちのおじいもやりたいことやって、すぅーーと、消えるみたいな最期だったら、お互いに幸せだろうなぁって。帰りにパンフを買ったら、役名が”おじい”だった。ちょっとびっくり嬉しい。