引きつづき王様作成中

凱旋帰国ってなってる。草なぎ剛が主演男優賞をいただいたわけでもないのに、剛だけがテレビの中でもてはやされている(ように感じる)。
昨日のお昼のWSでゲストコメンテーターが、こんなに話題になってTV各局後追っかけてるので、それはきっと素晴らしい映画で、一度見てみたいと思われたのだろう。
”もうこれはわたくしたちは見ることができるんですか?”
芸能レポーターらしき人逡巡の後”ええ、目黒で上映しています”。
はぁ?公開は3月で日本のほとんどの映画館では上映が終わっているとなぜ言わない。言えないのか?その場の空気が一瞬凍り付いたように見えた。

なんだ一体剛をどう作り上げようとしてるのだ?
押さえた演技、豊かな感情表現。そんなもの最近のドラマで演じてる剛からは一つも感じないぞ。台詞と一緒に感じるはずの人間の言葉が伝わって来ない。みんな剛の何が見たいんだろう。
演技する剛は、私が観た再演された(剛をちゃんと見始めた)「蒲田行進曲」からどんどん成長していたのに、琵琶湖の「椿姫」以降それが止まっていると思う。

SMAPの中にいる剛はいいのになー何も喋らなくても。ちゃんと剛が伝わってくる来るのに。

だれが何をしてるんだろう、剛の周りで。

そして、スマステバッチを襟に付け一緒に公式上映を観ていた吾郎ちゃんの素直な本心からの感想を聞いてみたい。公開前におすぎが”あれは映画じゃない”って言ってたけど、それはもう無いことになってるのかな。